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公開日: : 最終更新日:2014/10/10

決済

  • ヤップ島における石貨のヤリトリ
  • シェークスピア劇ヴェニスの商人「胸肉1ポンド」
  • ニューギニア高地に住むモニ族のさつまいものヤリトリ
  • 江戸時代の商人が大福帳をぶら下げて走り回る光景
  • 戦時中都市生活者と農家との間に見られた物々交換
  • 悪質な金貸しによる過酷な取立て
  • 決済代行業者の登場
  • クレジットカード決済に欠かせぬ自動振替決済制度、
  • ネット決済
  • サラリーマンへの給料支払
  • 国家間の金塊のヤリトリ

など、これらはすべて「ある取引を完了させるためにお金をやりとりする」決済行為と言えましょう。決済は、私どもの日常生活を支える重要な社会的インフラです。

そして、インフラの中心には日本銀行が存在します。決済とは事典やwikipediaによると「決済」とは次のように定義されています。

  1. 売買代金の支払いなど、経済取引においてお金を支払い、証券を受渡しすること(日本銀行の決済リポート)。
  2. 代金や商品・証券または売買差金の受け渡しによって売買取引を終了させること(広辞苑 第6版)。
  3. 金銭等によって支払を行い取引を終了させること(wikipedia).
  4. 金銭上の債務や債権等を清算すること(wikipedia).
  5. 代金や金融商品または売買差金の受け渡しによって売買取引を終了すること
    (小学館 日本国語大辞典)。

それでは、法令上、「決済」はどのように定義されているのでしょうか。調査しましたが発見することができませんでした。

「決済」という言葉そのものが書かれている法令を探しましたところ、ようやく資金決済法に「認定資金決済事業者協会」という文言があるのを見つけました(第2条の7および第87条)。

決済という概念は、法律上ではあらためて定義する必要がない社会的常識となっているからでしょうか。

決済システム

決済システムは、われわれの日常生活、あるいは商取引や金融取引をはじめとするさまざまな経済活動を支える重要な社会的基盤です。

その運営主体は、日本銀行を中心とする銀行・金融機関やクレジットカード会社、電子マネー運営業者です。資金決裁法やサービサー法が施行されて、決済事業主体の輪はさらに広がりました。

決済システムは重要な社会インフラでありITの進歩、経済のグローバル化などの環境変化にいち早く対応すル必要があります。

決済方法の種類

大きく分けて次の4通りに分類できます。

(1) 決済方法による分類

  1. ネット決済システム Net Settlement System=NSS
    当事者間で、それぞれがもつ債権・債務を差引いて(相殺)、残ったネット金額を決済するシステムです。
  2. グロス決済システム Gross Settlement System=GSS
    当事者間で、それぞれがもつ債権・債務を相殺することなく支払指図1件ごとに決済するシステムです。

(2) 決済時点による分類

  1. 時点決済システム Designate Time Settlement System=DTSS
    中央銀行が銀行が持ち込んだ振替指図を一定の時点まで貯めて起き、その時点で貯まった振替指図を一挙に決済するシステムです。
  2. 即時グロス決済システム Real Time Gross Settlement System=RTGS
    またはContinuous Linked Settlement=CLSとも言います
    中央銀行が銀行が振替指図を持ち込み次第、ただちに一件ごと決済するやり方です。

(3) 取引対象による分類

  1. インターバンク取引や国際取引などの大口資金取引を決済するシステムです。
  2. 小額かつ大量の取引を取扱う小口資金を決済するシステムです

(4) 決済日による分類

  1. 先進諸国が採用している大口資金を同日に決済するシステムです。
  2. 米国のACHが採用している翌日決済システムです。

専門業界による決済チャネル

決済を円滑に行うため、日本銀行、銀行、その他の金融機関、決済代行業者等が使用している主な決済手段をを並べてみましょう。

  1. 日本銀行金融ネットシステム(日銀ネット)
  2. 外国為替円決済制度
  3. 全銀システム…全国銀行資金決済ネットワーク
    振込み・送金等を扱う内国為替制度
  4. 手形交換所…現在全国で162の手形交換所が展開されている。
  5. 全国キャッシュサービス…ATM回線網
  6. 自動振替制度(後述)
  7. CLS銀行(後述)

日常生活における決済方法

私どもが日常生活で無意識に使っている決済方法をリストアップしておきます。13種類あります。

  1. 現金支払
  2. 銀行。郵便局での振込み・振替
  3. 代金引換
  4. クレジットカードによる決済
  5. プレペイドカードによる決済
  6. デビットカードによる決済
  7. 電子マネーによる決済
  8. コンビニ決済
  9. ネット決済…ネットバンキング決済
  10. プロバイダー料金への上乗せ…プロバイダー料金に買物代金を上乗せする。
  11. 自動振替決済制度の利用…1980年、電話料金の支払からスタートし、その後、家賃、ローン返済、クレジットカード利用代金決済、公共料金の支払等に広がり国民生活に定着している日本が誇る独特の制度です。カード業界では、1986年3月にJCBがこの制度を最初に利用しました。
  12. リンク決済…インターネット銀行とネットショッピングサイトとの間の
    代金即時決済制度です。
  13. 大手宅配便業者による決済…くろねこ運送業者の代金引換配達が好例です。

その他最近登場した新しい決済制度

  1. マルチペイメント・ネットワーク
    Pay-easy サービスとも言います。富士銀行(現みずほ銀行)が設立した日本マルチペイメントネットワーク運営機構が運営するサービスです。税金、公共料金、ネットショッピング代金等をネット上で「いつでも、どこでも、あんしん、かんたん」に行うことができる電子サービスです。
  2. 収納代行・代金引換サービス・・・流通大手4社(セブンイレブン、ローソン、ファミリマート、サークルKサンクス)によるサービスです。
  3. 外貨建てクレジットカード決済システム・・・NTTデータとJCB とが提携して2013年10月に開始した、クレジットカードの外貨建て決済サービスです。
  4. 全銀電子債権記録機関・・・全国銀行協会が中小企業の資金調達の円滑化を図るため、2009年に設立した機構で、2012年5月にスタートしました。

決済取引上のリスク対策

リスクの大きさは、取引金額(A)と最終決済が行われるまでの時間の長さ(B)で計ることができます。つまりA x Bです。AかBのどちらか、あるいはA、B両方を小さくすればするほどリスクは小さくなります。

小さくするためには、決済の対象となる取引金額を前もって出来るだけ多く集めて受取金額と支払金額とを相殺(clearing)することにより決済の対象となる金額を小額化し、さらに、最終決済(settlement)までの期間を短くする(例えば、1ヶ月1回の決済を週1回さらに毎日1回とする)ような仕組みを作れば、リスクは小さくなります。

後述するCLS銀行は前述したRTGS手法などを組み合わせて、リスクは小さくしています。中央銀行も、前述した即時グロス決済(Real Time Gross Settlement=RTGS)という、金融機関から支払指図が到着するたびに直ちに1件ごとに振替決済を行ってリスクを小さくしています。

クレジットカードの決済

(1)クレジットカード会社とカード会員との間

カード取引代金の代金決済方法は次ぎの4つです。

  1. 翌月一括払い、マンスリ・クリアリングと呼ばれることもあります
  2. 分割払い
  3. ボーナス払い
  4. リボルビング払い
    割販法第2条第3項第2号に規定されています。
    米国ではこの方法が通常の決済方法となっています。
    日本では1992年に初めてこのやり方が導入されましたが、この制度を使うかどうかは選択性となっています。

(2)クレジットカード会社相互間

国内のクレジットカード会社相互間は通常の決済方法が、一方国内のカード会社と海外のカード会社相互間では多通貨決済制度が利用されています。

CLS銀行

CLS銀行が誕生する前までは、異国間の銀行の外国為替取引の決済は、「コルレス方式」で行われていました。

この方式は、異なった国に存在するA、B銀行が自行内にそれぞれ相手方の外貨建ての口座を開き、この勘定を通じて買入れ通貨と売渡し通貨を決済する方式で、時差があるためどうしても決済時期にズレが生じます。

このズレた時間帯にA行が破綻するとB行は損失を被ることとなります。1974年、旧西ドイツのヘルシュタット銀行がマルクを受け取った後に倒産し、時差の関係で相手の銀行はニューヨークでドルを受け取ることができず約2億ドルもの損失を被る事件が発生しまし(ヘルシュタット・リスク)これが原因となって欧州為替市場に大きな不安が生じました(いわゆるヘルシュタット・リスク)。

CLS銀行は、この時差による為替リスクを削減するために、国際決済銀行(BIS)が中心となって、外国為替取引の決済だけを目的として、さまざまな国の通貨の決済を行うために1999年に設立された特殊な銀行です。

CLSは、Continuous Linked Settlementの 頭文字です。直訳すれば「連続的につながった決済」となります。この銀行の概要を説明すると次のようになります。

●組織

  • CLSホールディングス…グループの最高機関、株主は大手銀行70行、日本の株主は、メガバンク3行、三井住友信託銀行、農林中央金庫。ジュネーブにあります。
  • CLS英国ホールディングス…ロンドンでCLS銀行の日常業務をバックアップしています。
  • CLS銀行…ニューヨークにおいて決済業務を担当します。
  • 決済メンバー…58の大手銀行がGLS銀行に口座を開設し、GLS銀行と直接取引を行っています。
  • ユーザーメンバー…口座を開設できないが、直接GLS銀行に支払指図を送付できるメンバーです。決済は決済メンバーの口座を利用しています。
  • サードパーティメンバー…決済メンバーまたはユーザーメンバーの顧客として、決済メンバーまたはユーザーメンバーを通じて決済制度を利用しています。

●決済業務の仕組

CLS銀行は、前述したDTSSとCLSとを組み合わせた複雑な仕組を使用しています。大変複雑なので、説明は省略します・

●取扱う通貨

2013年現在、米ドル、カナダドル、ユーロ、円、英ポンド、マルク、仏フラン、シンガポールドル、オーストラリアドル、香港ドル、スエーデンクローナ、ノルウエークローネ、ニュージーランドドル、韓国ウオン、メキシコペソ、イスラエルシュケル、南アランドの17通貨を取引対象通貨としています。これらの通貨による取引は全世界の外為取引の約95%を占めています。

エピソード:CLS銀行とVISAの多通貨決済制度

CLS銀行の決済の仕組とVISAの多通貨決済制度の決済の仕組とは非常によく似ています。私は、両者の根っこは同一ではないか、と考えています。

これはあくまで私一人の推測です。VISAは、1986年に多通貨決済制度を発表しました。当時、私はその内容を日本のクレジットカード会社に説明する立場にありました。

その後、1996年に世界の主要国20カ国がBISを中心としてCLS銀行を設立するために審議を始めました。設立委員会の中でリーダー格になったNCB、BOA、Barclays Bankなどの大手銀行ははいずれもVISAの有力メンバーであり、スタフの中にはVISA多通貨決済制度を考案する上で活躍したシステムの熟練者が混じっていた、と私は考えます。

この人たちのアイディアは当然CLS銀行の設立プロセスに生かされたはずです。外国為替取引、システム、決済制度に詳しい人材は限られており、ことあるごとに引っ張り出され設立委員会で貴重な発言をした、そしてそのアイディアが採用され生かされCLS銀行の誕生につながった、というのが私の推測です。

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