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公開日: : 最終更新日:2015/12/08

カードバカ連載 カードあれこれ 第5回 「現金社会の弊害とは何?」

半世紀近くクレレジットカード一筋に関わってきた“カードバカ”が、カードに関するあれこれを、独自の切り口で語ります。

カード研究家 小河俊紀

皆さん、新年明けましておめでとうございます。カード研究家の小河です。早いもので、昨年6月に書き始めたこの連載も、既に半年を経過しました。

今年も、キャッシュレスに関するあれこれを書いていきますので、変わらぬご愛顧をお願いいたします。

あらためて

最初のころにも述べましたが、日本人は、諸外国に比べ極度の現金崇拝民族です。半世紀かけて3億枚を超えるクレジットカードが発行されても、個人消費に対するカードの決済比率が未だ18%程度(2013年度実績で53兆円)であることがその象徴です。

現金・貯蓄に対する明治以降の長い国家政策、経済的背景、教育制度に加え、様々な個人的理由などが絡み、簡単には意識が変わりません。

確かに、「前払い、即時払いを含めたキャッシュレス」という側面では、Suicaや
WAONなどの各種前払い電子マネーの普及で、十代から高齢者にいたるまでカードの利用が徐々に浸透し始めています。

しかし、もっと早いスピードで、キャッシュレス化を進め、現金がもたらしている弊害を乗り越える節目が来ています。

これからは、カードの弊害より、むしろ現金の弊害を語る時代ではないか、と私は考えています。この連載も、その探求が目的です。

キャッシュレス社会に向けた国策

昨年6月24日に「改訂版日本再興戦略」が閣議決定され、2020年東京オリンピックに向けたキャッシュレス環境整備が国策になりました。(下表。経済産業省発表資料 「クレジット取引を取り巻く環境変化」より引用)

注目の新刊本

政府の基本方針に沿って、昨年10月に「キャッシュレス  革命2020」(日経BP社)という書籍が発刊されました。

2020年東京オリンピックを契機に、日本が先進的で安全なキャッシュレス社会に変わるための先行事例・調査資料、提言が豊富に紹介されています。

クレジットカードとプリペイドカード、デビットカードの 機能比較ふくめ、奇しくも昨年6月から私がこの連載で語ってきた論旨と重なる点が 少なくありません。

全体に、「日本のカード環境を、欧米方式に同化させることがグローバル化」という決め付けが強い点にやや違和感がありますが、現金の弊害例や、縦割り行政の矛盾と所轄官庁の一元化(電子決済庁の創設)提言など、納得する点が多い書籍です。

「これから日本の消費スタイルはどうなっていくのか」を展望する上で、当サイトの読者の皆様も一読されることをお勧めします。

今回は、この書籍を参考にしながら、私独自の切り口で現金社会の弊害とキャッシュレスの意味を探ってみたいと思います。

自動販売機をめぐるトラブル

あの東日本大震災直後の電力不足に対し、石原東京都知事(当時)が、「自動販売機は電気の無駄遣いの最たる機器」として強く非難しました。

設置台数は清涼飲料水だけで250万台、その他を含めると全国で500万台にも達しているそうですから、あながち暴論ではないかもしれません。

ただ、街角のあちこちに自動販売機があるから、安価で手軽に飲料を買え、癒しを得られます。特に、盛夏では、熱中症を防ぐ安全装置の役割もあります。ですから、存在そのものを否定するわけにはいきません。

の後、節電タイプの自販機も増えてきましたが、新たな課題も浮上しています。無人販売機であるため、夜中に犯罪を誘発しやすいことです。

例えば、中高生を中心に、悪戯半分で自動販売機に放火し、つり銭を抜き取る事件が最近多発しています。ネットを通じて拡散しているようです。(朝日新聞

実際、私が住んでいる地域でも、夜遅く消防車まで出動する放火騒ぎが最近ありました。近所にキナ臭いにおいが充満し、とても怖い思いをしました。

つり銭自体はそれほどの額ではありませんが、自動販売機は1台100万円もしますので、悪戯の域を超え明確な器物損壊罪です。

自販機メーカーは、難燃性の部品に交換するなど対策を講じているものの、決め手がなく頭を抱えているそうです。

また、中高生だけでなく、昼間の店舗前自動販売機をめぐる大人の知能犯罪もあります。「500円玉を入れたのに、商品が出ない。

返却ボタンを押してもお金も返ってこない」と堂々と店主にクレームをつけ、入れてもいない500円を詐取して回る大人も いる、との実話を聞きました。

現金が一切使えない自販機にすれば、このような犯罪はすべて解決します。それにしても、あ~~せち辛い世の中だなあ。

日本は、本当に安全社会?

私たちには、「日本は安全社会」との認識があります。諸外国と比較すると、日本は確かに犯罪率の低い国です。

それでも、警察庁の警察白書によると、平成24年の現金に関する犯罪(財産犯)全体での被害額は1,100億円を越え、増加に転じています。

個別の罪種・手口別にみると、窃盗犯の認知件数のうち、ひったくりの約90%、すりの約60%が女性の被害者です。

高齢者を狙う振り込め詐欺の増加もふくめ、社会的弱者の隙を突く卑劣な犯行の増加 です。(平成26年版 警察白書)

なお、犯罪とは言いきれませんが、現金の紛失を表す「遺失届額」は平成24年で
372億円、拾得届額は156億円でした。比率にして42%。(下表)。

「治安のよい日本だから、ほとんど拾得届がある」という思い込みが私にはありました。物品はそのとおりですが、現金は戻りが少ない実態です。残りの6割はどこに消えたのでしょうか?

ちなみに、同年のカード(キャッシュカード、クレジットカード、消費者金融カードふくむ)に関わる窃盗、詐欺被害件数は3,279件となり、年々低減しています。

日本クレジット協会の調査でも、クレジットカードの不正使用は一時の4分の1まで減少しました。近年ICカード化が進み、カード会社の不正使用検知システムの向上と警察の連携が相まって(利用額の伸びと逆に)不正使用は沈静化しているのです。

実際、最近のスリはサイフから現金だけ抜き取って、カードは捨てるそうです。
足が付くからです。

ネット上での“成りすまし”などの新たな手口のカード犯罪も登場していますが、リアルの世界では、カードは今や現金より安全な決済ツールではないでしょうか。

現金の魔性

“現金の魔性”との表現はやや過激ですが、現金には人を狂わせる力があります。現金自体に善悪はありませんが、何かのきっかけで、人のココロの深奥に潜む魔性を呼び起こすのです。

昨年の東京国際映画祭はじめ、多くの映画賞を受賞して話題になっている「紙の月」は、過去にあった実話を元に、そのような人間心理を深く掘り下げた傑作です。

普通の主婦が、勤務先の銀行で他人の現金(小額)に軽い気持ちで手をつけ、徐々に自制心を失い多額の金を詐取して人生が壊れていく姿に、観客の多くは人の心の弱さを実感したと思います。

なお、この作品には主人公(宮沢りえ)がクレジットカードを乱用する場面がたびたび登場し、あたかもクレジットカードが魔性のツールのように描写されているのが、カードバカたる私にはいささか不快でした。

現金が魔性を呼び起こすのは、その“秘匿性”、つまり「いつ、誰が、何のために使ったかを第三者が可視化できない」からです。歯止めが効かないからです。逆に、カード利用は、すべて即時に可視化されています。

現金管理費用の無駄遣い

金融機関は、仕事柄大量の現金を常時適切に保有する義務があります。公表された関連係数が少ないので、実態は不明ですが、郵政省直轄時代の郵便局が、過剰な現金滞留を会計検査院から指摘された記録があります。(平成11年度決算)

何と、その金額は74億円(量にして43,924袋、推定重量517t)に達しており、保管管理を外部委託している費用が、年間6億3955万円にも上っていました。

さらに、公社化された直後の平成16年度でも、現金管理体制の不備を同じ会計検査院から指摘されています。

(以下は、原文の一部抜粋)。

日本銀行の役割と資源の無駄遣い

ご承知のように、現金を発行しているのは、日本銀行です。市中銀行から現金で国債を買い上げ、この方法で、市場に大量の現金を流すのが金融緩和、いわゆる「買いオペ」です。

買った国債は資産に計上され、金融機関に払った現金は負債に計上されます。日銀は、“銀行の銀行”であり、ために「中央銀行」と呼ばれます。

ちなみに、日銀の公表資料によると銀行券(紙幣)の製造経費は毎年500億円規模です。

製造量は、下表のとおり、2014年度予算で、年間30億枚(額面にして13兆970億円)です。

単純計算すると、額面に対する原価率は0.38%程度に過ぎませんが、500億円もの天然資源(みつまた、マニラ麻)と、人件費と印刷費、偽造防止費用などを年々確実に費消しているわけです。

国立印刷局
新規貨幣製造費以外に、古くなった紙幣の回収と更新にも別の費用がかかり、過去の経費全体を通算すると膨大な数字になる事でしょう。

一方、硬貨の方はどうなっているでしょうか。
(硬貨製造係数は、造幣局の年度別推移資料を参照しました。)

かなり細かく読みづらい表なので、平成25年度分だけ別表にしてみました(下記)。
総合計8億4,933万8千枚、額面にして、約1,300億円です。

硬貨種類(円) 500 100 50 10 5 1
製造数
(千枚)
137,892 608,892 554 100,892 554 554 849,338
発行金額(千円) 68,946,000 60,889,200 27,700 1,008,920 2,770 554 130,875,144
素材 ニッケル黄銅 白銅 白銅 青銅 黄銅 アルミ

 

ちなみに、貨幣は、素材である胴、アルミ、ニッケルなどの鉱物資源を沢山使います。その鋳造原価は当局から公表されていませんが、紙幣に比べて耐久性に優れている反面、額面に対する相対コストが高くなるのは否定できないでしょう。

このサイトによると、アルミの1円玉は、@3円程度の鋳造原価(原価率300%)、黄銅の5円玉の原価は@7円(原価率140%)だそうです。

物質としての価値が、通貨としての価値より高いことになります。

もちろん、だからと言って硬貨を潰し他の物体に転化すると、犯罪(「貨幣損傷等取締法」)に問われますので、ご注意ください。

ちなみに、推移表をよく見ると、1~50円玉製造が平成21年(2009年)を境に減少に転じているのが目立ちます。特に、1円玉は4,800万枚から55万枚にまで激減しました。

クレジットカードや電子マネーの普及が影響しているのかもしれません。もしそうだとすれば、キャッシュレスが官費の節約効果を果たしていることになります。

交通系電子マネーの威力

電子マネーといえば、前記の新刊本「キャッシュレス革命2020」に交通系電子マネーに関する面白い逸話が紹介されていましたので、少しだけ引用します。

現金の弊害と、キャッシュレスの効用を浮き彫りにする具体例です。

昨年4月からの消費税増税による二重運賃の設定(カード使用者は円単位になり、実質割引運賃適用)に関し、ある私鉄経営者がパーティ会場で話した談話だそうです。

「鉄道会社にとって交通系電子マネーによるキャッシュレス化より、券売機での切符販売額が減ることになり、かなりの人数の駅員の時間的、肉体的、精神的負担が軽減され、ひいては経営効率を高める効果に貢献した。

お客様の協力で発展してきたキャッシュレス化により、合理化・経費削減が達成できたのであって、その恩恵はお客様に(割引という形で)還元すべきである」(P.89)。

確かに、券売機はもちろん、一昔前に比べたら改札口付近の風景は一変しました。

改札口の駅員は減り、改札スピードは飛躍的に上がり、構内の有効スペースも拡大しました。また、当初最大の導入目的と噂されたキセル乗車(定期券等を使った運賃のごまかし)は、ほとんど消滅したに違いありません。

キセルを常習化していた方にとっては憎いシステム改革ですが、多くの善良なる市民にとって恩恵の方が多くなりました。

SuicaやPASMOの使える自販機も増えました ので、機器への現金補充やメンテナンス費用も大幅に削減されたことでしょう。

エコの観点で、現金とはいかに無駄が多いか、推測できませんか?

まとめ

「現金の管理に関わる国家、金融機関、民間企業の経費・無駄は多岐に渡り、おそらく天文学的数字ではないか」と、私は推測しています。

それは、個人の生活の隅々にも入り込んでいます。普段意識していないだけです。
例えば、防犯のためのセキュリティ(たとえば、施錠や金庫・インターフォンの設置など)は、空き巣や強盗から現金・貴金属を守るためです。

現金は、モノの形をしているのに、ただの物体ではないからです。

近未来、オカネの単位や価値は同じでも、もし電子通貨(キャシュレス)が決済の主流になれば、詐欺や強盗・汚職などの犯罪が減り、種々管理コストは大幅に圧縮され、回りまわって、税金の軽減や、銀行の預金金利アップ、貸出利息や各種手数料の引き下げなど、様々に国民に還元されるのではないでしょうか。

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