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クレジットカードを持ちたいが持てない人へ

まえがき

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最近のIT専門家の情報によると、「クレジットカードを持ちたいが持てない人」が急増しているそうです。このグループは、どんな人たちから成っているのでしょうか。

  1. 「銀行から相手にされないのでやむを得ず高利の金を借りているが、返済はきちんと行ってきている人たち」、
  2. 「給料日まであと数日、手元にお金がないが子供が急病になって病院に駆け込むお母さん」、
  3. 「未来を夢見る(あるいは遊びに忙しい)高校生や大学生」、
  4. 「低賃金に悩むアルバイター」、
  5. 「正社員なれずに苦しんでいる人」、
  6. 「多重債務者」、そして
  7. 「過去にカード関連の不正行為を犯した人」

などがこのグループに属していると考えられます。

クレジットカードを持つために一番必要なものはあなたの「信用」です。「信用」にはいろいろな意味が含まれていますが、カード業でいわゆる「信用」とは、「現在のあなたの姿から見て、将来必ず義務を履行するだろうと推測できること」、「物またはサービスを手に入れて、その代価を後日確実に支払うことが出来ること」を意味します。

このようなことを頭に入れて、以下、クレジットカードの大事な仕組みをいくつか調べてみましょう。

持ちたいが持てない人が増えた理由

2010年6月、改正貸金業法が施行され、グレーゾーン金利の撤廃、総量規制の導入、指定信用情報機関が実現しました。その結果、高利な運転資金を借り真面目に返済していた零細中小企業者や家庭の主婦など、いわゆる善良な債務者までが消費者金融業界から締め出されました。

多重債務者を減らそうとした政府の意図がこの局面では裏目に出たといわれています。

なぜ カードを持ちたいのでしょうか

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クレジットカードには、

  1. 今お金がなくてもほしいものが直ぐ手に入る、
  2. 手軽にATMのボタンを押せばある程度まとまった現金が手に入る、

という2つの魅力があります。

やむを得ず、この機能を利用しようとする真面目な中小企業経営者や専業主婦は別として、あなたは なぜカードを欲しがるのですか。

これらのカードの機能を利用すれば、必ず数か月後、あなたのところに支払請求書が送られてきます。支払う用意はあるのですか。あなたの周りには、クレジットカードには見向きもしない人たちも一杯いるという事実を思い出して下さい。

クレジットカードの取得資格

以下の二つです。

  1.  年齢制限 原則として満18歳以上の人
  2. 収入制限 安定した収入のある人、

具体的な基準は発表されていません。

業態別クレジットカード会社によるカード申請者の審査基準

  • 銀行系カード会社 上記①と②の審査基準から外れている人は原則として拒絶されます(極めて厳格)
  • 信販系カード会社 同上(銀行に較べればスタンスはやや甘い)
  • 流通系カード会社 勤務先が確認できれば・・・とのスタンス
  • 消費者信用系カード会社 大手カード会社から締め出された人を拾いたい、とのスタンス

クレジットカード会社の審査方法

一昔前までは、熟練審査員がカード申請者と面談し、いわゆる3Cの原則(性格character, 担保力collateral, 支払い能力capacity) に照らして合格・不合格を決めていましたが、1980年ごろから いわゆるスコアリングシステムが採用され現在に至っています。

このシステムは、カード申込人の信用を、年齢、居住状況、収入、勤務形態等のデータ等を点数化した図表にあてはめてランク付けし、許諾を決定するもので、現在はこのシステムは電子化されています。

クレジットカードを持てない人がカードを持つ方法

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カードを入手する方法はあるにはありますが、ここで公言することは避けます。できれば、真正面から正攻法で通常の審査基準を満たすべく努力してほしいです。

冷たい言い方ですが、過去半世紀以上、日本のクレジットカード業界の健全な発展に微力を尽くしてきました私としては、業界の裏社会の事情を云々することはできません。

ただ、現在困っている、真面目な方々を何とかして救いたい、という願望は持っています。最近主として消費者金融業界の一部に、比較的簡単にカードを発行する動きが散見されだしたことを申し上げておきます。よく調べてください。

持てない人がクレジットカードを持った後の絵姿

さて、ここであなたは努力の甲斐があって、カードをやっと手に入れたしましょう。高価なものを見境なく買いあさる、なんてバカなことはしないでしょうね。翌月、あるいは数ヵ月後、いずれ あなたはカード会社から送られてきた高額な請求書を見て頭を抱えるハメとなるでしょう。あなたの将来の絵姿は次の3つです。

ここで、あなたは、「自分はなぜカードを持ちたがるのか」という理由をじっくり考えて見ましょう。

  1. 健全なカード会員になる、自分の自由になる預金残高の範囲内カードを使う意志の強い方。
    全体に占めるこの人たちの比率は低い,と言われています。
  2. 多重債務者になる、借金の泥沼に沈んでいく人。
  3. カード犯罪に巻き込まれる、犯罪グループは常に貴方をカモにしようとてぐすね引いています。

個人信用情報機関

個々人の「信用」について、金融・カード業界は驚くべきほど詳細な個人情報を持っています。よい情報(ホワイト情報、いつ、どこで何を買い、どうやって返済したか等)や悪い情報(ブラック情報、返済遅延があった、借金を踏み倒した等)すべてを含みます。

そしてこれらのデータを、自社が参加している個人信用情報機関から必要の都度引き出して参考にしているわけです。これらに信用情報機関には、情報漏れや業態の壁(銀行系、流通系等自社の系統外には情報を渡さない)など、いろいろな問題・変遷がありました。現在はつぎの3つの機関が活動しています。

  1. 全国銀行個人信用情報センター(全銀協)
  2. シー・アイ・シー(C・I・C)
  3. 日本信用情報機構(JICC)

日本人は、一般的に言って自分の信用情報について無関心な人が多いようです。米国人は、自分のクレジットカード・ヒストリーをとても大切にし、いざとなれば裁判も辞さない態度を示します。

カードの取引履歴が一度ブラックリストに載ると、健全な社会生活が脅かされることをよく知っているからです。

子供の金銭教育におけるクレジットカードの位置

日銀などが中心になって展開している家庭の子供の金銭教育の指針は、

  1. お金を貯めることを教える、
  2. お手伝いをしてお金を稼ぐことを教える、
  3. クレジットカードの使用を避ける、

など、3つありますが、この「クレジットカードの使用を避ける」という項目は含蓄ある教えです。カード業界は、「(カードを)使ってもらって ナンボ・・」の世界です。頭の良い人があなたにカードを使わせようと、毎日知恵を絞っています。誘惑に負けないでください。

現金社会においてクレジットカードはまだ伸びるのか?

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日本人は金(gold)がとても好きです。専門用語で言うと 「gold propensity、金選好」が高いといいます。他の国、例えばフランス、スイス、中近東諸国、中国などの人々も金を好んでいます。

さらに日本人は金と同様「現金」をとても好んでいます。タンス預金などの笑い話もあるぐらいです。ATMがいたるところに置いてあり、日常生活に現金が多く使われています。

現金使用比率を見ると、日本が世界中でダントツです。皆さんは物やサービスを買ったとき どうやって代金を払っていますか?財布から直接現金を払う、銀行・郵便局で振込む、コンビニで振込む、配達し貰って代金引換で商品を受け取る等、現金払いが圧倒的に多く、クレジットカードを利用する比率は12~13%、小切手に至っては限りなくゼロに近い%です。

このカードの使用率は、政府・中央銀行等の統計資料から計算しますが、過去数年間、このグラフは横這いです。

カード業界は何とかしてこの使用率を挙げようとしているのですが、高い現金選好の壁に遮られています。伸びない理由の一つとして、家庭の財布の紐を握る高齢な主婦層の「カードは怖い」という意識が根強くはびこっていると専門家は見ています。

あなたは「現金派」になりますか、それとも、「カード派」になりますか? ここは思案のしどころです。

クレジットカードやカードローンのサイトは間違いだらけ

世の中には、クレジットカードやカードローンのキャッシングに関する情報サイトが非常にたくさん存在します。しかし、いざ読んでみると「情報が古い」、「全くのデタラメ」ということも少なくありません。

人の根幹である“お金”に関する情報は最新かつ正しくなければなりません。このあるべき姿を愚直に守っているサイトがあります。

それがクレジットカード・ローンの総合情報サイト『すごいカード相談所』です。

「著者略歴」

末藤 高義(すえふじ たかよし)

【学歴】
  • 1961年 中央大学第2法学部卒業
  • 1963年 フルブライト全額支給生として米国留学、 AmericanUniv.School of International Service大学院卒業 国際関係論修士号取得
  • 1966年 青山学院大学経済学部非常勤講師(国際関係論)
【職歴】
  • 1947年 日本銀行入行 1952年 外務省研修所派遣
  • 1967年 日銀NY事務所勤務
  • 1970年 日銀外国局
  • 1984年 日銀退職
  • 1984年 VISA International 東京事務所支配人
  • 1989年 日本信販入社 参与
  • 1990年 MasterCard International 在日副代表
【著書】
  • クレジットカード用語事典(民事法研究会; 第3版) (2011/02)
  • サイバー犯罪対策ガイドブック―基礎知識から実践対策まで(民事法研究会) (2012/05)
  • インターネット&クレジットカードの犯罪・トラブル対処法(民事法研究会) (2009/10)
  • ある日銀マンの昭和史―ノンキャリ・一兵卒の「私の履歴書」(民事法研究会) (2013/05)
  • クレジットカード用語事典―付録・クレジットカード関連法・判例一覧(民事法研究会; 改訂増補版) (2008/06)
  • クレジットカード犯罪・トラブル対処法(民事法研究会; 改訂増補版) (2005/08)




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